【日本のSNS】ああ懐かしき「Mobage(モバゲー)」の現在は?
数多くのSNSが生まれては消え、世はまさに大SNS時代と化しています。単なる若者文化だったSNSは、今では老若男女、国籍、なにもかも関係なくすべての層に親しまれています。
おじいちゃんおばあちゃんと孫が「LINE」でやりとりをするのも当たり前になり、その一方で若者のSNSへの浸透率もどんどん上昇。大きな社会問題として取り上げられるほどになりました。
かくいう筆者は平成5年生まれ。物心ついたころにはSNS黎明期でした。そこで、ふと思ったのです。
「あのとき皆やってた『Mobage(モバゲー)』は今、どうなってるの?」
スマホに変えてからはほとんど触っていなかった、「Mobage(モバゲー)」について調べて見ることにしました。
ガラケー世代なら皆やっていた「Mobage(モバゲー)」
「Mobage(モバゲー)」のサービス開始は2006年2月。当初は「モバゲータウン」という名前で運営されていました。
現在でこそスマホ向けブラウザゲームを提供しているSNSとして知られていますが、当初はすでに若者の間で市民権を得つつあった「mixi(ミクシィ)」と非常に酷似したアプリでした。
「mixi(ミクシィ)」との決定的な違いは、開設当初はガラケー向けのサービスでパソコン版もレイアウトを拡張させることなく携帯電話版のものをそのまま流用していたことくらいでしょうか。また、メールアドレスや電話番号の交換は禁止されており、当時大きな社会問題となっていた「出会い系サイト」との差別化を図っていましたね。
怪盗ロワイヤルなどの大ヒット
「Mobage(モバゲー)」はサービス開始から半年たらずで会員数100万人を突破。当時のモンスターコンテンツへと急成長しました。なかでも人気だったのがゲーム配信で、「怪盗ロワイヤル」などが大ヒットしました。
日記・ひとこと昨日で黒歴史を量産
ゲーム事業が快進撃を続けるなか、ゲーム以外の機能も非常に豊富で大変人気がありました。
ユーザー全員が着せ替え可能なアバターなどの提供や、当時「mixi(ミクシィ)」のメッセージ機能に相当するミニメール機能がありました。ちなみに、ミニメールを着信すると携帯電話宛にメールが送信されるよう設定することもできたはずです。
また、日記やその日記へのコメント欄があり、別に各ユーザーに掲示板も与えられていました。
そう、これが今見返すと恥ずかしくて思わず叫びたくなるような黒歴史の宝庫なんですね(笑)
黒歴史を探せるモバゲーの日記😎😎😎😎
— まめこ@めぐとてるーまー/🐻🐝 (@mame_meg24) April 21, 2019
貴久くんって誰だよ(増田です) pic.twitter.com/gR4mLTH3OH
「モバゲー 黒歴史」と検索すると、出るわ出るわ……。
この心がむず痒くなる感じ、まさに青春ですね!
筆者自身も俗に“中二病”全開な日記を投稿していたことを思い出してついつい顔が赤くなってしまいそうでした。
アカウントを思い出せたら見てみたいような、見たくないような(笑)
なかには日記を消したことを後悔している人も
モバゲーでもmixiでも完全にログインしなくなる少し前に日記を全部消してて(インターネット検定5級相当の能力)、確かに今見ると恥ずかしいんだろうけどそれでも残しておけばよかったな〜と若干後悔してるのでツイッターではそういう事しないと決めてましたが、凍結で消えてしまいました。カナシス
— 処女膜トランポリンP(ポータブル) (@Shotopongo) May 6, 2019
そう、こういった黒歴史って、見れなくなったらなったでなんともいえない焦燥感に襲われるんですよね。青春の1ページを削除したような気持ちになるんです。
SNSにはいろいろな気持ちが詰まっていて、おもしろいですよね。
今の「Mobage(モバゲー)」評判は?
レビューは5段階評価中、驚愕の1.9……。はっきり言ってこんなに評価が低いアプリも珍しいですよね。
確かに、現在の「Mobage(モバゲー)」はゲームに主軸を置き、アプリもゲーム情報を流すもののようになっており、SNS的な要素はほとんどありません。
こんなコメントがありました。
10年経てばもう「初老」と呼ばれるのがSNSの世界。。SNS文化の移り変わりの速さは恐ろしいですね。
もうSNS事業には手を出さず、ゲームでやっていくのでしょうか。もしも「Mobage(モバゲー)」が再度、交流系SNSとして力を入れていくというのであれば、応援したい気持ちはあります。
まとめ
懐かしのSNS、「Mobage(モバゲー)」について調べてみました。
現在は日記くらいしかSNSとしての体はなしていないため、アプリ自体の評価は散々なものでした。ですが、ゲーム事業はすこぶる順調で、今では会員数が5000万人を超えるとも言われています。
また多くの若者が「Mobage(モバゲー)」の日記で黒歴史をさらすような日は訪れるのでしょうか。
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