【日本のSNS】みんなやってた「GREE(グリー)」の現在は?
多種多様なSNSが生まれては消え、世はまさに大SNS時代。若者の文化だったSNSは今では老若男女すべての層に親しまれています。
おじいちゃんおばあちゃんと孫が「LINE」でやりとりをするのも当たり前になり、その一方で若者のSNSへの浸透率もどんどん上昇。社会問題として取り上げられるほどになりました。
かくいう筆者は平成5年生まれ。物心ついたころにはSNS黎明期でした。そこで、ふと思ったのです。
「懐かしの『GREE(グリー)』は今、何してる?」
スマホに変えてからはほとんど触っていなかった、「GREE(グリー)」について調べて見ることにしました。
ガラケー世代なら誰しもやっていた「GREE(グリー)」
「GREE(グリー)」のサービス開始は2004年2月。
現在でこそスマホ向けブラウザゲームを提供しているSNSとして知られていますが、当初はすでに若者の間で市民権を得つつあった「mixi(ミクシィ)」のように見ず知らずの人との交流を主軸としたPC向けのSNSとしてスタートようです。
’90年代から徐々に整えられ、’00年以降需要が加速した携帯電話(主にガラケー)の台頭に、「GREE(グリー)」の戦略はバッチリとハマります。
そして、ゲーム『探検ドリランド』などで一躍名を馳せることになったのでした。
その後も、「踊り子クリノッペ」「釣り★スタ」「探検ドリランド」「ハコニワ」「モンプラ」「海賊王国コロンブス」「聖戦ケルベロス」「ドラゴンマスター」などのヒット作を連発。
この中の一つくらいは、やったことがあるという人も多いのではないでしょうか。
日記・ひとこと昨日で黒歴史を量産
メインの事業は通称・「グリゲー」と呼ばれるゲーム機能でしたが、もともとは交流系SNSを目指していただけあって、豊富な機能がウリ。
誕生日の寄せ書きやフォトアルバムにメール機能。なかでも記憶に残っているのが「日記」「ひとこと」機能や「アバター設定」機能でしょうか。
こうして、多くの人が黒歴史を量産していくことになったのです……。
GREEから昔のイラストを保存しようと思ったら痛い日記しか見つからなかった模様。 pic.twitter.com/CZdtjDPxNS
— まっちゃ@チャンマ (@makakuro) February 4, 2017
中学生のときのGREEの日記のタイトルがしんどかったからこの気持ちを共有して pic.twitter.com/KrbP9QCZ8K
— とぅも (@kwkd_tolumo) October 30, 2016
この心がむず痒くなる感じ!!なんて甘酸っぱいんでしょう……。
筆者自身も俗に“中二病”全開な日記を投稿していたことを思い出してついつい顔が赤くなってしまいそうでした。
アカウントを思い出せたら見てみたいような、見たくないような(笑)
あと、「GREE(グリー)」といえば個性的なアバターですよね!
GREEネナベしてたからアバター男だった pic.twitter.com/OtKzbyvIAx
— あさき@6/15TOF (@miel_milk_) June 9, 2019
今ではソシャゲの普及によって当たり前になりましたが、筆者もここで人生初課金を経験しました。
今の「GREE(グリー)」評判は?
レビューは5段階評価中、驚愕の1.8……。ほとんどの人が低評価をつけています。
確かに、現在の「GREE(グリー)」はゲームに主軸を置き、SNS的な要素は日記くらいなものでしょうか。ガラケー時代に人気を博したサービスはどんどん終了し、ユーザーは離れていってしまったようです。
こんなコメントがありました。
まさに盛者必衰。SNS文化の移り変わりの速さが身に沁みます。
もうSNS事業には手を出さず、ゲームでやっていくのでしょうか。もしも「GREE(グリー)」が再度、交流系SNSとして力を入れていくというのであれば、応援したい気持ちはあります。
まとめ
懐かしのSNS、「GREE(グリー)」について調べてみました。
現在はSNSとしての体はなしていないため、アプリ自体の評価は散々なものでした。ですが、’17年には同年に発表したゲームタイトル4本すべてが各プラットフォームのランキングで20位以内に入るなど、復活の兆しがあるようです。
また多くの若者が「GREE(グリー)」の日記で黒歴史をさらす時代が来ることを願っています。
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