【海外のSNS】Instagram(インスタグラム)がFacebookのサービスになったことにより得たメリットとは?
Instagram(インスタグラム)はFacebook傘下の1サービスとして提供されているSNSである。Facebookの買収は確実に成功を収めていることに間違いはないが、Instagram(インスタグラム)としてはFacebookの買収により得たメリットとは一体なんなのか?そんな私が考えた疑問を取り上げていきます。
⑴ユーザー数・知名度が大幅に上がった
勿論Facebookは世界最大のSNSとして現在も君臨しています。日本では利用者が少なくなったと噂されてはいるものの、2019年(今年)もFacebook月間アクティブユーザー数・広告収益は上昇しているのが現実だ。
そんな世界最大のSNSを運営するFacebookに買収されたInstagram(インスタグラム)はユーザー数が100万人の頃のこと。
買収されてからまず得たメリットとしては「知名度」で間違いない。
日本経済新聞の記事にもなっているが、Instagram(インスタグラム)は当時Facebookに買収されるまでは社員13人・売上高0円の企業だった。
しかし、Facebookはそんな企業に810億円もの巨額買収を行い、Facebookに新しく優秀な人材が参加するという発表する。
この時点で現在のInstagram(インスタグラム)を予想していたとするならば、マークザッカーバーグ率いるFacebookは本当に優秀な人材なんだと惚れ惚れしてしまうだろう。
更に買収からiOS版しか存在しなかったInstagram(インスタグラム)アプリも、Androidを提供し直ぐに100万人を突破。企業価値は数日で10億ドル以上までのものに。
社員13人・売上高0円の企業をここまで引き上げられたのはFacebookの力があってこそだということが見ているだけでも分かるだろう。
⑵企業アカウントが増え広告収益が見込めるようになった
当時でも、これだけヒットしているSNSが存在するにも関わらず売上高0円というのも珍しい。
一転変わり、Facebookの収益は100%広告収益で成り立っている。それは企業がFacebookで広告を行うことが当たり前になっているからです。
Facebookは、Instagram(インスタグラム)に企業が魅力と思える広告機能をFacebookと連動することで可能にした。
現在ではInstagram(インスタグラム)単体で広告を流すことが可能になったが、しっかりと管理・運用するにはFacebookページと連携させ、Facebookビジネスマネージャーで管理している企業が多いだろう。
こう考えると、広告の管理までもがFacebookと連携されている。
⑶アップデート・新機能の導入が速い
現在では「IGTV」や「ストーリーズ」が当たり前に利用する機能ですが、それぞれの機能の中でも新機能導入などのアップデートが日々行われています。
近年では、ECとマッチングさせる為に「SHOPNOW(ショップナウ)」という物販系に強い機能までも導入している。
更に来年にはInstagram(インスタグラム)で商品購入が完結する「CHECKOUT(チェックアウト)」機能までもが導入されるのではないか?とされている。
⑷メッセージサービス(DM)も統合される可能性がある
⑴~⑶まででも十分Facebookの凄さが分かると思いますが、これからInstagram(インスタグラム)は更にFacebookとの連携で大きなアップデートが起こるはずです。
Facebook傘下のサービスの1つに「Whats APP(ワッツアップ)」というLINEのようなメッセンジャーサービスが存在します。因みにこのWhats APP(ワッツアップ)は、世界のユーザー数は10億人(2019年現在)となっており、メッセンジャーとしても世界最大。
ここからが肝心ですが、Facebookは「Facebook Messenger」。Instagram(インスタグラム)は「Instagram DM」。Whats APP(ワッツアップ)は世界的メッセンジャー。
この巨大すぎるメッセンジャーサービスが統合される可能性があるということです。海外では以前から統合が予想されている情報や記事が多く出回っていますが、Facebookが本気になれば来年にでも統合される可能性があることでしょう。